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宮の森中学校科学部のみなさんとの交流会

category : アウトリーチ, お知らせ 2013.3.26

宮の森中学校 科学部のみなさんとの交流会を開催致しました!
3月16日(土)科学部のみなさん(6名)と顧問の森山正樹先生が財団事務所にお越し下さいました。
同じ、宮の森地区にある同中学校との念願の交流会が、ついに実現致しました!
交流会の様子を、ご紹介致します。


〇自己紹介です。おひとりおひとり、将来の大きな夢を語って下さいました。

未来の科学者、研究者・・北海道の“希望”です。

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〇科学部のみなさんの研究内容についてプレゼンして頂きました。

高いレベルの研究内容、実験の様子、実験結果のデータ処理と分析。そして映像資料を含めたプレゼン能力の高さに、驚くと共に感動致しました。森山先生のご解説では、これらの研究水準は“高校”“大学”で学ぶレベルのものばかりだそうです!

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田中 優斗君(前部長:三年生)
『水ロケットの研究Ⅲ~噴射された水がおしえてくれたこと』
※日本学生科学賞 読売新聞社賞 受賞

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澤井 和弘君(三年生)
『スライムの研究~PVAは金属イオンで固まるのか~』
※日本学生科学賞 北海道知事賞 受賞

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佐々木 陽矢君(新部長:二年生)
『高温超伝導の研究~マイスナー効果による磁気浮上~』
 

〇交流会の一コマ・・力を合わせてのチーム対抗三分間ゲーム! 勝利は?

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〇記念撮影!

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みなさん、ありがとうございました。
宮の森中学校科学部のみなさんの独創的で高いレベルの研究テーマや、研究活動内容の凄さに驚くばかりでした。
水ロケットを使って“二段階噴射”の現象をみつけ、飛行の研究を続けて来た田中君。スライムの分子構造の考察と金属イオンとの関係を調べるために果敢に“原書”を読み解いた澤井君。
佐々木君の、高温超伝導物質を砕き超伝導物質の「性質」を追求するという独創的な研究は興味津々でした。近い将来、電気を全く使わない超伝導を利用した“永久モーター”が発明されるかも知れませんね。
最後に、科学部を代表して前部長田中君の語って下さった言葉が、感動と共に私の心に深く刻まれました。

田中君『エネルギー問題の解決につながる電池や生活に密着した研究をしていきたいです。固定された見方にとらわれないようにしていきたいと思っています。』

日本の自然科学技術の未来は明るいですね。若き未来の科学者に“希望”を託しつつ、私たち秋山財団も共に歩み続けて参ります。
どうぞみなさん、また、またお越し下さいね!
ありがとうございました。

   ※顧問の森山先生は、4月1日付の異動で白石中学校にご栄転されました。
    新任地での益々のご活躍を心よりご祈念申し上げます。
   ※また、三年生のお二人は、第一希望の高校に合格されました。おめでとうございます!
    引き続き、高校でも研究を継続されるそうです。
    どうぞ、宮の森中学校で学ばれたことを土台に、大きく飛躍されることを楽しみにしております。
    素晴らしい高校生活をお送り下さい。

 
〇秋山財団では、今後とも中学生・高校生や大学生など北海道の未来を担うみなさんとの交流会や“アウトリーチ活動”を積極的に実施して参ります。

全道各地のみなさまとの出会いと数多くのコラボレーションを楽しみにしております。

コメントは8件です

  1. […]  先日、縁あって、地域内の札幌市立宮の森中学校(http://www.miyanomori-j.sapporo-c.ed.jp/)の科学部(http://shizecon.net/teacher/school2011_02.html)の生徒たちと顧問の森山正樹先生が、秋山財団を訪問しました。私はどうしても都合がつかずお会い出来なかったのですが、もの凄い情熱とレベルの高さに、財団スタッフも舌を巻いていました。詳細はこちら(http://www.akiyama-foundation.org/news/437.html)。 […]

  2. 邦介 より:

    大きな夢に困難はない!

    • 財団事務局 より:

      コメントを有難う御座います。大きな理想に向かって、私たちもともに歩み続けて参ります!若き世代の輝きは、私たちの確かな希望です。

  3. UT より:

    私も宮の森中出身ですが、後輩たちがとても頑張ってくれていて非常に嬉しいです。ぜひ日本の科学技術分野において第一線で活躍してくれることを期待しています!

  4. 財団事務局 より:

    UT 様

    貴重なコメントを有難う御座います。
    若き世代のご活躍には、私たちも“春の訪れ”の様に、喜びいっぱい心躍る思いでおります。秋山財団は、これからも『生命科学』・・生命(いのち)“いのちをつなぎ、いのちを育む”というメッセージをより強く発信して参ります。どうぞ、今後とも財団事業へのご助言・ご提言等を宜しくお願い致します。ありがとうございました!

  5. K・S より:

    何かに関心をもって調べていくというのは、とても素晴らしいことだと思います。
    そして、その研究をまとめて発表するには力が必要だと思いますが、みなさんその力をちゃんと持っているようですね!
    その力を今後も伸ばして、色々な場所で発表してほしいです。

    • 財団事務局 より:

      K・S様

      温かいコメント、ご提言を有難う御座います!全く同感です。若者たちが、社会的な課題や科学。そして地域づくりに果敢に挑戦する姿は頼もしいかぎりです。財団では、今年度より、中・高校生等を対象とした“いのちをつなぐプロジェクト”への支援を開始致します。素晴らしい取り組みばかりです。今後、様々な機会・場所で“発信”してまいりますので、ぜひご注目ください!宜しくお願い致します。

  6. […] 【関連するお知らせ】 宮の森中学校科学部のみなさんとの交流会 前田一歩園財団様との「合同報告会」の録画について 平成25年度贈呈式の動画・写真 […]

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